
<ロッテ5-8楽天>◇30日◇ZOZOマリン
楽天鈴木翔天投手(28)が、今季初の回またぎでロッテ打線を完璧に封じた。
2点差に迫られた直後の6回2死二塁で3番手としてマウンドに上がった。1番藤原への初球、外角高め149キロ直球で中飛に打ち取り、1球で火消しした。「緊迫したところでしたけど、抑えられて良かったです」と振り返った。
7回も続投した。「いったんね、前の回は忘れて、7回は回頭からっていうメンタルでマウンドに上がりました」。寺地を空振り三振、安田を遊直、西川を二ゴロと3者凡退に仕留めた。
1回1/3を無安打無失点で勢いづく相手に流れを渡さなかった。「雰囲気もマリーンズに行きそうなところではあったので。中継ぎの醍醐味(だいごみ)というか、そういうのを断ち切るのが仕事だと思うので、仕事ができて良かったです」と、うなずいた。