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【高校野球】北海唯一の関西出身・桜井悠也が地元での活躍誓う「やっと甲子園が始まるんだな」


搭乗口に向かう北海の桜井(左)と主将・佐藤(撮影・保坂果那)

第107回全国高校野球選手権(8月5日開幕、甲子園)に全国最多2年ぶり41度目の出場を果たす南北海道代表の北海が30日、関西入りした。メンバー唯一の関西出身、桜井悠也内野手(3年)が地元での活躍を誓う。北北海道代表の旭川志峯も関西入り。両校は31日に甲子園練習に臨む。

   ◇   ◇   ◇

北海の桜井にとっては“地元凱旋(がいせん)”だ。大阪・八尾市出身。3日ほど前に短くしたばかりの丸刈り頭で、新千歳空港から飛び立った。札幌市内の寮では「いつもと一緒」というコロッケとスクランブルエッグを食べて出発。「やっと甲子園が始まるんだなっていう気持ちが一番大きい」と胸を躍らせる。

3回戦に進出した前回出場時、松田収司投手(3年)とともにたった2人、1年生ながら甲子園メンバー入りした。出番はなかったが、ベンチで夏の聖地を肌で感じた。24年センバツでは1回戦大阪桐蔭戦(1-7)で途中出場。現チームでは甲子園経験は豊富。「甲子園で試合をやるってなると、やっぱり全員緊張すると思うけど、『いつも通りやろう』っていう風に声をかけて試合したい」と、平常心を重視する。

かつての仲間との再会も心待ちにする。2年連続7度目出場の鳥取城北の平山暖也主将(3年)は、中学時代に所属した大阪南海ボーイズで一緒にプレーしたチームメート。連絡を取り合い、「向こうも『勝つわ』っていう風に言ってくれて(鳥取大会を)勝ってくれたので、うれしかった」。対戦も「したい」と目を輝かせる。

地元だけに、自身の応援は「結構来るかなと思う」とうれしそう。新千歳空港での出発セレモニーでは、主将の佐藤瞭磨外野手(3年)が「甲子園では暑さに負けず、一戦必勝で、北海道代表として、いいプレーをして活躍できるように頑張りたい」とあいさつする姿を、真剣な表情で見つめていた。「3番二塁」として南北海道大会制覇に貢献した浪速っ子が、夏の聖地で力を出し尽くす。【保坂果那】

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