
ブルージェイズは29日(日本時間30日)、オリオールズから救援右腕セランソニー・ドミンゲス(30)をマイナー投手とのトレードで獲得した。両チームはこの日、ダブルヘッダーで対戦。第1試合終了後にトレードが決まったため、ドミンゲスは1戦目終了後に歩いてブルージェイズのクラブハウスに移動した。
ダブルヘッダー第1試合では出番がなかったが、第2試合では新天地で早速初登板。背番号48のユニホームを着用して2-2の7回から登場し、つい先ほどまでチームメートだったホリデーらを抑えて1回無失点で登板を終えた。
ドミニカ共和国出身のドミンゲスは18年にフィリーズでデビューし、昨季途中にオリオールズに加入。今季43試合で2勝3敗、13ホールド2セーブ、防御率3.16。プレーオフ進出を狙うブルージェイズはリリーフ陣を補強ポイントの1つに挙げていた。
一方のオリオールズは現在ア・リーグ東地区最下位に沈んでおり、トレード市場では売り手に回っている。ドミンゲスを含め救援投手をすでに3人放出しており、菅野智之投手(35)の移籍にも注目が集まっている。