シュワバー37号、大谷翔平と１本差のリーグ２位 ７月は22試合で12本目

ナ・リーグ対ア・リーグ　試合を終えMVPに輝いたナ・リーグのシュワバー（2025年7月）

＜ホワイトソックス－フィリーズ＞◇29日（日本時間30日）◇レートフィールド

フィリーズの指名打者カイル・シュワバー（32）が、敵地でのホワイトソックス戦で4試合ぶりの37号本塁打を放った。これでダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレスを抜いてナ・リーグ単独2位に浮上。38本塁打で同リーグ1位のドジャース大谷翔平に1本差に迫った。

シュワバーは「2番DH」で出場し、2－0の3回無死二塁で迎えた第2打席。先発右腕キヤノンの初球スイーパーを完璧に捉え、右翼スタンドに飛距離441フィート（約134メートル）の特大2ランを運んだ。打球速度は驚異の114.9マイル（約184.9キロ）を計測。本塁打は、2本塁打を放った25日のヤンキース戦以来となった。

これがシーズン100安打目で、そのうち本塁打が37本、二塁打が15本、三塁打が1本と実に53％が長打となっている。また、MLBによると7月中に37本塁打は球団記録。7月は22試合で12本塁打、特に後半戦に入ってからは11試合で7発と量産している。