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【高校野球】変革の時期…DH制に現場は前向きの声「ケガのリスク減」「いろんな人にチャンス」


※写真はイメージ

日本高野連が来春センバツから指名打者(DH)制を導入する方針であることが29日、分かった。8月1日に開催される理事会で議題に挙がる予定で、承認されれば正式採用が決まる。

日本高野連では昨年12月に設置された「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」でリプレー検証や7回制とともにDH制導入も議論してきた。

現場からはDH制導入に前向きな意見が多い。健大高崎の青柳博文監督(53)は「もともと賛成の立場を取ってきました。ピッチャーが投げる方に専念でき、ケガのリスクを減らせます。戦い方にさらに多様さを出すことになるのではないか」と投手の負担軽減と戦術の多様性をもたらすことを挙げた。天理大の監督としてDH制を経験してきた天理の藤原忠理監督(59)も「大歓迎です。ピッチャーの疲弊を考えると、DH制にするべきだと思う。いろんな人にチャンスがあるという意味でもいい。世界的にDH制は定着している」とさまざまなメリットがあると力説した。

すでに国際大会のみならず、メジャーリーグやパ・リーグも導入している。国内のアマ野球界でも社会人野球に加え、大学でも東京6大学と関西学生が来春からのDH制導入を発表しており、全日本大学野球連盟に加盟する全27連盟で導入が決まっている。

近年ではタイブレークや低反発バット、甲子園での朝夕2部制の導入など、高校野球界は変革の時期を迎えている。その中で新たな一歩を踏み出すことになりそうだ。

▽市船橋・海上雄大監督 子供たちの将来の可能性を含めて、野球人口が減っている中で、多くの球児にルール上、出場機会を与えられるのはいいと思います。輝く場所があるのが一番だと思いますから。

▽明秀学園日立・金沢成奉監督 特徴をもった選手が活躍できる場になるので、DH制は大賛成です。ピッチャーの体力消耗も含めると、私はプラスしかない、と思います。

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