
プロ野球史上最長50歳まで現役を続け、スクリューボールを武器に219勝を挙げた元中日の山本昌氏(59)が26日放送のフジテレビ系列「ジャンクスポーツ」に出演した。今回のテーマは「速ダマVS遅ダマ」。最速143キロながら球速以上に速く感じる球で勝負していた左腕が、速ダマ派を諦めたきっかけを明かした。
山本氏は日大藤沢(神奈川)時代、スピードガンのない環境でプレーしていた。ドラフト5位で中日入団後、2軍のナゴヤ球場で初めて自分の球の球速をチェック。「まあ140くらい出るのかな」と球を放るも最速は136キロ止まり。そこで「スピードじゃ厳しいかなということで、コントロールとキレで生きていこう」と心に決めたと明かした。