
<レッズ2-5ドジャース>◇28日(日本時間29日)◇グレートアメリカンボールパーク
NHKは「クローズアップ現代 二刀流復活! 大谷翔平 “進化と真価”」をこの日までに放送し、故意死球を受けた大谷翔平投手(31)が、敵軍に放った言葉などが公開された。
ドジャースと同地区の宿敵パドレスは、6月16日(同17日)から4連戦を戦った。シリーズでは厳しい内角球や死球が飛び交い、大谷も2死球を受けた。
大谷は19日(同20日)の9回2死三塁、3ボールから守護神ロベルト・スアレス投手(34)が投じた99・9マイル(約161キロ)が右肩付近に直撃。クレイトン・カーショー投手(37)らチームメートが今にもグラウンドに飛び出しそうだったが、大谷は手を挙げてチームメートをなだめた。
すでに警告試合が告げられていたため、スアレスは退場処分。その間に大谷は一塁手ルイス・アラエス内野手(28)と談笑し、ベンチで試合を見つめていたエンゼルス時代の同僚ホセ・イグレシアス内野手(35)の元へ歩み寄った。
番組ではアラエスとイグレシアスが、大谷とのやりとりを告白。アラエスは「ショウヘイが『もうデッドボールはやめよう』って言ってきました。それに私は『そうだよね。もういいよね』と返しました」と明かした。イグレシアスは「前からショウヘイに『サイン入りバットをくれよ』って言ってたんだけど、『サイン入りのバットはなし。プラスチックバットを送るよ』って」と、大谷からのジョークを笑顔で披露した。