
カブスの殿堂入りレジェンド、ライアン・サンドバーグ氏が死去したと、球団が28日(日本時間29日)、発表した。65歳だった。2024年1月に前立腺がんと診断されたが、同年8月には寛解したと公表していた。だが12月にはがんが再発し、転移も判明。2週間ほど前には、自身がSNSで状態が悪く治療を続けていることを明かしていた。
サンドバーグ氏は81年にフィリーズでメジャーデビューし、翌82年にカブスに移籍してから引退するまで15年間カブスでプレーした。通算打率2割8分5厘、282本塁打、1061打点、344盗塁。84年MVPに輝き、二塁手としてゴールドグラブ賞を9度受賞、84年から10年連続オールスターに選出された。05年に全米野球記者協会の選出で米野球殿堂入りを果たした。