
<カブス6-0レッドソックス>◇19日(日本時間20日)◇リグリーフィールド
カブス今永昇太投手(31)が本拠地でのレッドソックス戦に先発し、7回5安打無失点、1四球5三振と好投して今季7勝目を挙げた。これで3試合連続のクオリティー・スタート。今季13試合で7勝3敗、防御率2・40とした。吉田正尚外野手(32)とのメジャー初対戦は3打数2安打だった。
初回、先頭レフスナイダーに初球フォーシームを左中間二塁打とされたが、次打者ブレグマンを一ゴロに抑え、続くゴンザレス、アンソニーを連続の空振り三振。
ブッシュの先頭打者アーチ、タッカーの2者連続弾で2点を先制した直後の2回は2死から「7番DH」の吉田に右前打、続くトロに中前打を浴び一、二塁のピンチを招いたが、ウォンを右飛に打ち取って無失点で切り抜けた。
3-0となった3回は3者凡退。4回は先頭に四球を与えたが、2死を危なげなく奪い、この日2打席目の吉田を二ゴロに仕留めた。5、6回は3者凡退。前回ヤンキース戦に続いて7回も続投し、2死から吉田に右前打、続くトロは自ら一塁へ悪送球して一、三塁となったが、ウォンを二飛に抑えて無失点。3ー0のリードを保ち、96球でマウンドを降りた。
カブスは7回と8回に追加点を奪い、6-0で勝利。「3番DH」で出場した鈴木誠也外野手(30)は4打数無安打で4試合ぶりのノーヒット。レッドソックス吉田は4打数2安打で9日の復帰戦以来となるマルチ安打を記録した。