
<高校野球長野大会:松商学園3ー1松商学園>◇26日◇決勝◇セキスイハイム松本スタジアム
松商学園(長野)が「矛盾対決」を制し、4年ぶり38度目の甲子園を決めた。
互いにゼロ行進で中盤まで進むと、6回に1本の単打と相手守備の乱れが重なり3点を先制した。援護を受けたエースの加藤高慎投手(3年)は8回に1点を与えたが、2点リードとなった2死三塁では二ゴロに打ち取って最少失点に食い止めた。9回もマウンドに上がり3者凡退。準決勝まで79安打60得点を奪った相手打線を1失点に抑え、マウンド上に集まったナインと喜びを分かち合った。
準決勝まで6試合で無失策を続けたバックはこの試合でもノーエラー。6失策した佐久長聖とは対照的に持ち前の堅い守備から相手に流れを渡すことなかった。