
ヴィッセル神戸は24日、神戸市内のいぶきの森球技場で公開練習を行った。
全体練習が終わった後のピッチには、離脱中のFW大迫勇也(35)とFW武藤嘉紀(33)が姿を現した。 足を痛めている大迫と、5月に腰椎椎間孔狭窄の手術を受けて全治3カ月とされた武藤の2人は、ともにスパイクを履いてランニングするなど順調な回復ぶりをうかがわせた。
吉田孝行監督(48)は「大迫も武藤も徐々にという感じ。日々の状況を見てになる」と慎重に復帰時期を探っていく考えを口にしたが、23年と24年にリーグMVPに輝いた2人の復帰は心強い限り。今後リーグ、天皇杯、ルヴァン杯、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の戦いを控えるチームに、頼もしい選手が戻ってくることになりそうだ。