吉田正尚、３試合ぶりの安打は大量得点の口火を切る二塁打 レッドソックスは連敗を２で止める

レッドソックス吉田正尚（2024年7月撮影）

＜フィリーズ8－9レッドソックス＞◇23日（日本時間24日）◇シチズンズバンクパーク

レッドソックス吉田正尚外野手（31）が敵地でのフィリーズ戦に「5番DH」で出場し、大量得点の口火を切る二塁打を放った。5打数1安打で、今季打率2割3分3厘、OPS.591とした。

0－2の5回先頭で迎えた第2打席。1ボールから先発左腕ルサルドの内角高めシンカーを引っ張って右翼線に飛ばし、二塁まで進んだ。3試合ぶりの安打で、長打は今季3本目。レッドソックスはこの回に一挙6点を奪い、逆転に成功した。

2回と6回は空振り三振、8回は一ゴロ。チームは8回に追いつかれて延長に突入し、4番ストーリーの勝ち越し打で7－6となった10回1死二塁の第5打席は三ゴロに倒れた。

試合は延長11回に8番ナルバエスが勝ち越し2ランを放って勝利。連敗を2で止めたが、後半戦は2カード連続で負け越している。今季55勝49敗で、首位ブルージェイズと6ゲーム差、2位ヤンキースとは2ゲーム差の地区3位に位置付けている。