山本由伸、失策絡みの３失点も「誰ひとり手を抜かずにやってます」自滅で大谷翔平の36号が空砲に

ドジャース対ツインズ　5回表の登板を終えベンチでひと息つくドジャース先発の山本（右）を笑わせるスミス・コーチ（撮影・垰建太）

＜ドジャース7－10ツインズ＞◇22日（日本時間23日）◇ドジャースタジアム

ドジャース山本由伸投手（26）が、5回3失点（自責1）で9勝目を逃した。

1回は96・4マイル（約155キロ）の直球などで2三振を奪う好スタート。だが、2回に内野安打と四球などで1死一、三塁のピンチを招き、ルイスの併殺かと思われた三ゴロをミゲル・ロハス内野手（35）が失策。先制点を許すと、2死一、二塁からバスケスに2点適時二塁打を浴びた。

3回以降は失点を許さず、5回を101球、5安打1四球3失点（自責1）。毎回の8奪三振も、9勝目とはならなかった。

山本は登板を振り返り「ミスはどうしても出てしまうものなので、そういう時はなんとかピッチングでカバーしたいなという気持ちで投げています」と話した。チームは救援陣に四球や失策が相次ぎ、大谷翔平投手（31）の日本人選手初となる4戦連発アーチも及ばず。苦しいチーム状況に「個人もチームもいいときもあれば、苦しい時もありますけど、全員で乗り越えられるように毎日、誰ひとり手を抜かずにやってますし、何とかこういった時期を全員で乗り越えられたら」と語った。