
<高校野球熊本大会:有明-東海大熊本星翔>◇24日◇決勝◇リブワーク藤崎台球場
有明は春夏通じて甲子園初出場を目指す。今大会は第3シードから勝ち上がり、夏決勝は初めて。準決勝では2年生エースで左腕の斉藤遼汰郎が、前回王者の熊本工に9回6安打の完封勝ち。機動力を絡めた攻撃を持ち味とし、ここまで全4試合で計15盗塁をマークする。
第1シードの東海大熊本星翔は、阪神百崎蒼生内野手(19)を擁して優勝した23年以来2年ぶりの頂点を狙う。
今大会は全4試合で2桁安打を放ち、ここまで計45安打と打線は好調だ。投手陣もエース右腕、水野右京(3年)を軸に継投策で勝ち上がってきた。水野はここまで計23イニングでわずか1失点と、安定した投球を披露している。
両チームが夏に対戦するのは23年準決勝以来。当時は東海大熊本星翔が6-2で勝利し、有明がリベンジVを見据える。