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シントトロイデンにJ2長崎のジャパネットが資本業務提携 株式19・9%取得DMMに次ぐ株主


資本業務提携を締結したジャパネットホールディングスの高田旭人社長(中央)。左はDMM.comの村中悠介COO、右は同社の緒方悠執行役員

ベルギー1部シントトロイデンVV(STVV)を経営するDMMグループは22日、東京都内の本社で会見し、通販事業やJ2V・ファーレン長崎などのスポーツ・地域創生事業も展開するジャパネットホールディングスと資本業務提携を結ぶと発表した。

提携により、7月18日付けでクラブ株式の19・9%をジャパネットホールディングスが取得し、DMMに次ぐ第2位の株主となった。22年にマルハン東日本カンパニー、23年にセプテーニ・ホールディングスと資本提携を締結しており、4社による出資体制となる。

また、プラチナスポンサー契約も締結し、今季のユニホームの鎖骨部分には「Japanet」のロゴが入ることになった。

STVVは17年にDMMが経営を開始して8年がたち、当初13社だったスポンサー企業も141社まで拡大。クラブ規模が拡大している中、日本代表の遠藤航や鎌田大地も足掛かりとしたように、海外へのステップアップクラブとして下地が固まった。そして選手だけでなくビジネススタッフなど幅広く人材を世界に輩出していく方向性を強めている。

「日本の若い力が欧州で挑戦し、世界を目指す」というクラブの理念に対し、ジャパネットホールディングの思惑も重なった。同社の高田旭人社長は「(長崎と)海外クラブとのマルチオーナーシップを目指すというのを少し考えていた時期がありました。日本人の海外志向は強くて止められない。普通にこのままJリーグだけで経営を成り立たせてビッグクラブを作ろうとした時に、何かを変えないといけないと思っていた」。

欧州に渡り見地を広める中でシントトロイデンの取り組みを深く知り、「ゼロからどこかのクラブを開拓していくより、積み上げられたものに我々が関与した方がプラスになるんじゃないか」。同じ理念を持ち先行するDMMと手を組むことで互いのリソースやノウハウを生かせると考え直し、今回の資本提携に至った。

ジャパネットの持つBS放送局「BS10」でSTVVの試合中継や特別番組も作り、日本国内でのSTVVの認知度向上も図っていく。

クラブ代表の立石敬之COOもベルギーからオンラインで会見に参加。ジャパネットと組むことでの相乗効果に期待し、「このプロジェクトを加速させていき、引き続き日本と欧州の架け橋となり、日本サッカーの発展をけん引し続けていく存在でありたい」と意欲的に話した。

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