
記憶に残る一戦は-。日刊スポーツのソフトバンク担当は公式X(旧ツイッター)で前半戦の印象に残った試合、シーンを募集。200票以上が応募され、断トツは86票で川瀬のサヨナラ打だった。
5連敗で迎えた5月2日のロッテ戦で、1-3の9回裏2死走者なしから劇的勝利。最後は川瀬が左中間越えの適時二塁打を放って連敗を止めた。
Xでは「そこから流れが変わった」「今シーズンを語るには外せない」「去年のリーグ優勝と重なるくらいか個人的にはそれ以上に胸が熱くなり野球観戦で号泣しました」などの声があがるなどの名シーンだった。
2位は14票で高卒2年目左腕、前田悠のプロ初勝利の試合。23年ドラフト1位の未来のエース候補が6回無失点の好投を見せ、さらに三重殺でピンチをしのぐという珍しい場面があった。「ニカっと笑った後のトリプルプレー。直近すぎるけどこれはえぐい」と19歳の希望に満ちた投球に称賛の声があがった。
3位は11票で6月6日のオスナのセーブ失敗。先発モイネロが1試合18奪三振の球団記録を樹立したが、2-0の9回にオスナがヤクルトのオスナに同点2ランを浴びた。「この試合は生涯忘れん」と明記するフォロワーも。モイネロの18奪三振は8票だった。
他にも5月11日のオリックス戦で嶺井が1試合7打点、7月8日のオリックス戦で近藤が満塁本塁打で通算100号を飾った試合などが複数あげられた。後半戦も待ち遠しい。