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【ロッテ】石川柊太、海風でカーブがさえわたる「ZOZOマリン、ありがとう」7回無失点4勝


ロッテ対オリックス 1回表を終え、ベンチに戻るロッテ先発の石川柊(撮影・野上伸悟)

<ロッテ2-0オリックス>◇21日◇ZOZOマリン

ロッテが投打のかみ合った試合運びで、3連勝で前半戦を締めくくった。

先発の石川柊太投手(33)は6回2死まで無安打投球、7回103球無失点の力投でチームトップタイの4勝目を挙げた。「前回(日本ハム戦)は本当に情けなくて、その気持ちをぶつけるつもりで投げた」と振り返った。9日の日本ハム戦で5回8失点と苦しみ、吉井理人監督から「最低ですね」と厳しい指摘を受けた。中11日のマウンドで、見事に雪辱を果たした。

試合前に「悪かったところは整理して、良かった部分は伸ばすように調整してきた」と語っていた通り、140キロ台後半の直球と120キロ台中盤のカーブで相手打線を翻弄(ほんろう)。今季初めて田村とバッテリーを組み、持ち味の緩急を引き出された。風速9メートルのセンターからの海風も武器となり、カーブがさえわたった。「風が味方してくれた。ZOZOマリン、ありがとうって感じです」と笑顔を見せた。

打線も石川柊を援護した。2回には西川史礁外野手(22)、安田尚憲内野手(26)の連続タイムリーで先制し、主導権を渡さなかった。2回2死一、二塁から左前へ先制適時打を放った西川は「打ったのはシュート。カウント3-1でシュートが続いていたので、ストライクを狙って打ちにいきました」と冷静に対応した。

続く安田も「打ったのはカットボール。史礁が点を取ってくれて、気持ち楽に打てた」と中前適時打で続き、試合の流れを決定づけた。

吉井監督は「ここまでうまくいかないことが多かったが、若い選手が成長してきている。ここからさらに突き抜けて、パ・リーグをかき回す存在になりたい」と話した。後半戦へ確かな足取りで歩み出す。

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