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【ロッテ】3連勝で前半戦締めくくる 先発石川柊太が快投 前回乱調で「気づきはありました」


ロッテ対オリックス 1回表を終え、ベンチに戻るロッテ先発の石川柊(撮影・野上伸悟)

<ロッテ2-0オリックス>◇21日◇ZOZOマリン

ロッテが投打のかみ合った試合運びで、前半戦最終カードを3連勝で締めくくった。同一カード3連戦3連勝は、開幕カードのソフトバンク戦約4カ月ぶりとなった。

先発の石川柊太投手(33)が6回2死まで無安打、6奪三振の快投。2回には西川史礁外野手(22)、安田尚憲内野手(26)の連続タイムリーで先制し、主導権を渡さなかった。

石川柊は、前回登板した9日の日本ハム戦で5回8失点と苦しみ、吉井理人監督から「最低ですね」と厳しい指摘を受けた。中11日のマウンドで、見事に雪辱を果たした。試合前には「悪かったところは整理して、良かった部分は伸ばすように調整してきた」と語っていた通り、140キロ後半の直球と120キロ台中盤のカーブを軸に、緩急を使った投球で相手打線を翻弄(ほんろう)。風速9メートルのセンターからの海風も利用し、6奪三振中5つをカーブで奪った。

「悪い中でも良かった部分を見つけて整理することが大事、という気づきはありました」と語った石川。吉井監督や投手コーチとの対話を通じて再起の糸口をつかみ、この日の快投につなげた。

打線も石川柊を援護した。2回2死一、二塁から西川が左前へ先制適時打。「打ったのはシュート。カウント3-1でシュートが続いていたので、ストライクを狙って打ちにいきました」と冷静に対応した。続く安田も「打ったのはカットボール。史礁が点を取ってくれて、気持ち楽に打てた」と中前適時打で続き、試合の流れを決定づけた。

吉井監督は「ここまでうまくいかないことが多かったが、若い選手が成長してきている。ここからさらに突き抜けて、パ・リーグをかき回す存在になりたい」と話した。後半戦へ確かな足取りで歩み出す。

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