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【高校野球】小出20得点で10年ぶり16強 昨秋部員7人も新入生加入でチーム力アップ/新潟


小出対万代 試合後、一塁側応援席へのあいさつを終え、ベンチに引き上げる小出ナイン

<高校野球新潟大会:小出20-9万代>◇17日◇3回戦◇三条パール金属スタジアム

小出が万代との乱打戦を制して20-9で7回コールド勝ち。準決勝に進出した15年以来10年ぶりの16強入りを果たした。

新発田農は小千谷に7-0で7回コールド勝ちした。先発のエース遠山剣臣投手(3年)が5回1安打無失点、無四球の7奪三振。打っても先制の適時二塁打を含む4打数2安打1打点と投打でフル回転した。4回戦は19日に行われる。

   ◇   ◇   ◇

小出ナインが迷いなくバットを振った。「試合を意識して打撃練習をしてきた」。二塁手の野上虎太郎主将(3年)が言うように4回以外は毎回得点。敵失があったものの、計12安打での20得点で、10年ぶりに4回戦に駒を進めた。

1回表に3点を先制するが、その裏に逆転されて3-4。それでも動じることはない。2回表2死二、三塁から2番種村篤人右翼手(1年)が右中間に逆転の適時二塁打。この後はリードを許さなかった。「相手にも流れがあるので気を緩めなかった」。種村は3打数2安打5打点。その言葉を形にした。

昨秋は部員7人。助っ人を加えて秋季県大会に出場した。今春、11人の1年生が入部し18人になった。佐藤省一監督(58)は「総合的な練習ができるようになった」とチーム力アップを実感した。野上主将は「人数が多くて練習が楽しい」と笑顔だ。上級生は昼休みに1年生に声をかけて勧誘した。種村は「優しい先輩ばかり。これからも一緒に野球をしたい」とチームの一体感も強くなった。

4回戦進出にも浮かれた雰囲気はない。「目標はベスト8。次も勝てるように頑張るだけ」と野上主将。帝京長岡との4回戦、全力でぶつかる。【斎藤慎一郎】

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