
川崎フロンターレの長谷部茂利監督(54)は17日、次節ガンバ大阪戦(20日、パナスタ)に向けてオンラインで取材に応じた。
天皇杯3回戦で、J3のSC相模原にPK負けしてから一夜明けてチームの様子を問われると、「表情も雰囲気もあまり良くないですね。これは当たり前」としつつ「切り替えていこう」と選手に訴えたことを明かした。
G大阪は前期に戦い、前半1点リードも、後半追いつかれ、一時逆転も許した相手。「皆さん知っての通り素晴らしい選手、試合を決める選手が何人かいます。チームのやり方は大きく変わっていない。決して調子がずばぬけているわけではないが、力のあるチーム。自分たちがどれだけできるかは大事」と気を引き締めた。
大会こそ異なるが、相模原戦では多くのチャンスを作りながら120分間無得点に終わった。上位浮上へ落とせないG大阪戦ではゴール前での決定力がカギになる。「最後は個人が決めるけど、ゴール前でコース、タイミング、ちょっとしたアイデアとか質で得点につながると思うので、そういうところをチームとしては意識して臨ませたい」と意気込んだ。