
元サッカー日本代表の城彰二さん(50)と岡野雅行さん(52)が17日、フジテレビ「ぽかぽか」に出演。岡野さんが高校時代のエピソードを振り返った。
岡野さんは神奈川県から全寮制の島根県の高校へ入ったが、サッカーをするためにやって来たのに入学するとサッカー部がなく、話の違いにぼうぜん。
自らサッカー部を立ち上げたものの、学校は「やんちゃな生徒を更生させるため」の学校だったといい「人を蹴ったことはあるがボールを蹴ったことがない」選手の集まりだった。
最初の練習試合は相手もやんちゃな学校で、試合開始のホイッスルが鳴った途端に乱闘になるという状態だったという。
ただ「もうサッカーを辞める」と泣いたところ、先輩たちも真面目にサッカーに取り組むようになり、最初の試合で0-22という惨敗だったチームが徐々に力をつけていき「0-0の試合をした時は皆で泣いた」という。最後は県3位のチームとなった。
今はサッカークラブの経営に携わる岡野さん。
営業先に出向く時も「相手は野人のイメージがあって、アポをとる時は『何ができるんだよ』という感じだが、いざ会うと『ちゃんとあいさつできるんですね』となって話がうまく進む」と話していた。