
米スポーツ専門局ESPNの年間表彰、ESPYの各賞が16日(日本時間17日)に発表され、昨季メジャー史上初の「50-50」を達成したドジャース大谷翔平投手(31)がベストMLB選手に選出された。5年連続の受賞となる。
男性ベストアスリート部門でもノミネートされていたが、昨季NBAでMVPを獲得したオクラホマシティー・サンダーのPGシェイ・ギルジャスアレクサンダー(27)が選ばれ、22年以来3年ぶり2度目の選出を逃した。
大谷はドジャース移籍1年目の昨季、打者に専念して打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036を記録。本塁打と打点の2冠に輝き、前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成した。ポストシーズンではワールドシリーズでヤンキースを下して世界一となり、オフには2年連続3度目のMVPを満票で受賞した。
ESPY賞は米スポーツ界の「アカデミー賞」と呼ばれ、受賞者はファン、メディア、専門家らの投票によって決まる。
男性ベストアスリート賞は大谷、ギルジャスアレクサンダーの他にNFLビルズのジョシュ・アレン、NFLイーグルスのセイクワン・バークリーがノミネートされていた。
ベストMLB選手の候補は大谷の他、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、ドジャースのフレディ・フリーマン内野手、タイガースのタリク・スクバル投手だった。