
<MLBオールスターゲーム:ア・リーグ-ナ・リーグ>◇15日(日本時間16日)◇トゥルイスト・パーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、5年連続5度目の球宴に「1番DH」で出場して2打数1安打だった。
第1打席は昨季投手3冠でサイ・ヤングを獲得した左腕タリク・スクバル投手(28=タイガース)と対戦。カウント1-2から外角低めのスライダーを拾い、中前に弾む安打とした。
第2打席は2-0の2回2死二塁で、ヤンキースの左腕ロドンと対戦。カウント2-1から高めのスライダーをポール際への大ファウルとしたが、5球目の直球を引っかけて一ゴロに倒れた。安打が出れば球宴で初のマルチ安打だったが、大谷は悔しさに顔をゆがめた。
大谷は大ファウルについて「だいぶフックしてたので、最初はホームランのつもりでしたけど、ちょっと切れていって。ファウルだなと思いました」と話した。オールスター戦を振り返り「いろんな人としゃべれたっていうのは、練習とかっていうよりは、画面でしか見てなかった選手たちと交流することによって性格を把握できたっていうのは、いい時間を過ごせた」と話した。
試合前のレッドカーペットショーでは、妻の真美子夫人と登場。大谷はシンプルな紺色のスーツ、真美子夫人はジョージア州の名産である桃をイメージした桃色のドレスで姿を見せた。