
<阪神0-6中日>◇16日◇甲子園
こちらもアレアレ!? 阪神才木浩人投手(26)も中日戦は2戦2敗となった。
高橋との投げ合いで、5回2死まで完全投球で圧倒したが、0-0で迎えた6回につかまった。先頭石伊の左前打と田中への四球で2死一、三塁のピンチを招き、3番上林に右中間を破る走者一掃の2点適時打で均衡を破られた。「丁寧にいきながら、押すところは押したけど、もっといろいろできたかな…」と肩を落とした。
6回3安打2失点。中日戦は6回4失点で敗れた4月29日以来の登板だったがリベンジならず。昨季の中日戦は2勝1敗、対戦防御率0・82の好相性だったが今季は苦戦が続く。チームは6月22日と交流戦明け初戦の27日に敗れて以来の2連敗。「ゾーンで勝負し切れなかった」と悔いた。
5敗目となった今回を含め、5登板続けて7回をクリアできていないのは課題だが、前半戦7勝、防御率1・66と役割を果たした。「この先につながりそうな投球はできていた。プラスに捉えたい」と後半戦での再加速を誓った。