
<MLBオールスターゲーム:ア・リーグ6-6ナ・リーグ>◇15日(日本時間16日)◇トゥルイストパーク
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が、古巣の本拠地トゥルイストパークでの球宴を終えた。
フリーマンは20歳でのメジャーデビューから、12シーズンをブレーブスでプレー。21年にはチームをワールドチャンピオンに導き、「アトランタの英雄」として親しまれてきた。
この日もかつての本拠地は大歓声。打席に入ると「フレディコール」が自然発生し、スタンドからの大声援に涙ぐむシーンもあった。フリーマンは「4番一塁」で1打数無安打。3回途中の守備でベンチへ退いた。
フリーマンは大谷翔平投手(31)と会見上へ姿を見せた。現地メディアから、「(交代時に)反応が薄かったけど…」と聞かれると、フリーマンは「泣いてたって言って欲しかった」とおどけて笑いを誘った。つづけて「僕は感情的な人間だけど、今回は感情を抑えることができた。ここで過ごした12年のすべての思い出に感謝している。素晴らしい時間だった」と古巣への感謝を口にした。