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大谷翔平VSアーロン・ジャッジの夢対決見られる日は?/Nobu’s Eye


MLBオールスター前日会見に臨むドジャース大谷(撮影・垰建太)

【アトランタ(米ジョージア州)14日(日本時間15日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)の夢対決を見られる日が来るのか-。オールスター戦前日、両リーグの全選手がメディア対応を行った。大谷は本塁打競争の新たな魅力に言及し、ジャッジは、地元ニューヨークでの開催なら参加する可能性をにおわせた。毎年、前夜祭で盛り上がるホームランダービー。両雄のファンを思う発言から、将来的な対決実現への期待が膨らんだ。MLBでの大谷に密着取材歴8年目の斎藤庸裕記者が、コラム「Nobu’s Eye」で迫った。なお、大谷は15日(同16日)のオールスターにはナ・リーグの「1番DH」で出場する。

   ◇   ◇   ◇

ホームランダービーの序盤、大谷は一塁側ベンチから観戦していた。4年連続で出場辞退。仮に参加できるとすれば、どんなルールが魅力的か。「それは僕が決めることではないのであれですけどね」と前置きしたうえで、持論を語った。

「球数ももちろん、(時間の)制限、スイング数もそうですし。飛距離にフォーカス、重点を置いても面白いのかなと個人的には思いますけど、そこは運営側の問題なので。僕はその時その時によって、出られる状況もそうですし、出ないという判断で。状況によって変わるかなと思います」

6月末にも、本塁打競争の出場可否について心境を語っていた。「現行のルールはなかなか厳しい。今のところチャンスはないかなとは思ってます」。制限時間内にどれだけ柵越えできるかを争うのが今の本塁打競争。身体的な負担を伴うとともに、シーズン後半戦へ悪影響が出かねない。実際に初参戦した21年は、後半戦で本塁打ペースが一気に落ちた苦い経験がある。

一方、新人だった17年にホームランダービーで優勝したジャッジも言及した。「今のフォーマットはいいと思う」とした上で「もしニューヨークでやるなら、参加するかもしれない」と地元開催での再チャレンジを示唆した。大谷と、リーグを代表する飛ばし屋同士の夢対決には「今まで考えたこともなかったが、ファンが望むなら、それ(大谷との対決)は素晴らしいことだと思う」と、ほおを緩ませた。

前夜祭のイベントは85年以来40年間、ルールを適宜変更しながら継続してきた。中継局ESPNとの放映権の問題や主催者(MLB)側の決めごとが絡むが、ジャッジの言葉を踏まえれば、よりファンファーストのダービーであってもいい。5年連続30本塁打以上を達成しているのは、現役選手では大谷とジャッジのみ。希代のホームランアーチストが彩る本命対決が見たい-。そんな声が上がれば上がるほど、夢舞台の実現が近づくかもしれない。

◆主な本塁打競争ルール 1回戦は、3分間または40球のいずれか先に到達するまで。さらに3アウト(本塁打以外)までのボーナスタイム。425フィート(約130メートル)以上の本塁打で4アウトに増える。8人中上位4人が準決勝進出で、同数の場合は最長飛距離の選手が進出。準決勝と決勝は、2分間または27球のいずれか。同数の場合は、決着がつくまで3スイングずつのタイブレーク。各ラウンドで45秒のタイムアウトが1回ずつ取れる。

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