フリーマン、特別な地での球宴へ「最後がいつになるか分からないから…」延長戦で決勝打を放つ

ジャイアンツ対ドジャース　11回表ドジャース2死一、二塁、生還したフリーマンはナインの出迎えを受ける（撮影・垰建太）

＜ジャイアンツ2－5ドジャース＞◇13日（日本時間14日）◇オラクルパーク

ドジャースのフレディ・フリーマン内野手（35）が、延長タイブレークで決勝打を放った。

「4番一塁」でスタメン出場すると、まずは4回1死一、二塁から右翼線への先制適時二塁打。2－2の延長11回2死一、二塁では、決勝点となる貴重な中前適時打を放った。適時打2本の活躍に「このシリーズに入るまでは良い野球ができていなかった（6連敗）から、最後にシリーズを勝ち越せてよかった。打撃も調子が上がってきているよ」と喜んだ。

フリーマンは15日（同16日）のオールスター戦に選出。20歳でメジャーデビューしてから12年間を過ごしたアトランタで開催される。特別な地での球宴に「本当に素晴らしいことだよ。最後のオールスターがいつになるか分からないから、いつも全力で楽しもうとしている。アトランタでの開催なので本当に楽しみにしています」と話した。

今季は打率2割9分7厘、10本塁打、49打点、1盗塁、OPS（出塁率＋長打率）．841。5月は月間打率4割1分、4本塁打と絶好調だったが、6月から打撃が下降気味だった。