【クラブＷ杯】優勝チェルシーは約145億円以上をゲット ２戦連発Ｊペドロ獲得に約120億円

クラブワールドカップ優勝後にチェルシーのエンツォ・マレスカ監督にメダルを授与するドナルド・トランプ米大統領（ロイター）

＜クラブW杯：チェルシー3－0パリ・サンジェルマン＞◇13日（日本時間14日）◇決勝◇米ニュージャージー州イーストラサフォード

4年に1度の大規模な大会に刷新されたFIFAクラブワールドカップ（W杯）は13日、米ニュージャージー州イーストラサフォードで決勝が行われ、チェルシー（イングランド）が2024－25年シーズンの欧州王者パリ・サンジェルマン（フランス）を3－0で破り、旧方式で争われた22年開催大会以来のクラブ世界一に輝いた。

今大会から出場チームが7から32に拡大。賞金総額は10億ドル（約1450億円）で、チェルシーは優勝賞金など1億ドル（約145億円）以上を手にした。

巨額を費やして補強を繰り返すチェルシー。大会中の今月2日にはMF三笘薫の所属するブライトン（イングランド）からFWジョアン・ペドロを獲得した。補強がはまり、ペドロは準決勝のフルミネンセ（ブラジル）戦で2得点、決勝のパリSG戦でも2－0の前半43分に貴重な追加点を奪った。

そのブラジル人FWの獲得に費やした移籍金は総額6000万ポンド（約120億円）とされるが、今大会の優勝でその投資分を回収したことになる。