
女子日本代表なでしこジャパンDF熊谷紗希(34=ロンドンシティー・ライオネス)が13日、大阪桐蔭高でサッカークリニックと講演会を開催した。
小学生から高校生までの女子200人が集まり、参加者から多くの質問も出るなど盛況。熊谷は「たくさんの子供たちに来ていただけたこと、そしてたくさんの子供たちと一緒にサッカーできたことを本当にうれしく思います。私自身もとても楽しめましたし、今日参加してくれた子たちがもっと『サッカー頑張ろう』って思ってくれるとうれしいです」と笑顔を見せた。
現在開催中の東アジアE-1選手権(韓国)に参加している、国内組中心のなでしこジャパンについては「日本に素晴らしい選手がたくさんいることを証明してくれていると思います。すごく刺激になっていて、私自身も『負けてられないな』と思っています。E-1で優勝するなでしこジャパンを見たいので、素直に応援もしています」とエールを送った。
所属クラブで迎える新シーズンは、昇格した1部(イングランド女子スーパーリーグ)での新たな挑戦が待つ。「今季(新シーズン)が本当に勝負だと思っているので、残留を狙うのではなくトップ3に食い込みたい。チームのために自分にできることをもっと増やしていけるように、成長していけたらと思っています」と抱負を語った。