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【なでしこ】「キャラではない」と伝えた新主将の長谷川唯「いろいろな人から信頼される主将に」


イングランド出発前に取材に応じたサッカー女子日本代表MF長谷川唯(撮影・佐藤成)

サッカー女子日本代表なでしこジャパンのMF長谷川唯(28=マンチェスター・シティー)が13日、新シーズンに向けてイギリスへ出発した。搭乗前に取材に応じ、なでしこジャパン主将就任の思いと来季への意気込みを語った。

5月のブラジル遠征のタイミングで新主将就任が発表された「なでしこジャパンの顔」。ブラジル遠征と7月のスペイン遠征はともにコンディション不良だったため、主将就任後初の取材対応で「今までのなでしこのキャプテンの選手は人間として尊敬される選手で、チームをまとめてきた。いろいろな人から信頼されるキャプテンになりたい」と抱負を明かした。

昨夏のパリオリンピック(五輪)までは長らくDF熊谷紗希(34=ロンドン・シティ・ライオネス)が主将を務めたが、その後は明確なキャプテンを置いていなかった。主将を長谷川、副主将をDF南萌華(26=ブライトン)が務め、熊谷とベテランFW田中美南(31=ロイヤルズ)の2人がサポート役として支えることが決まった。

ニールセン監督から「どうだ?」と依頼された時に「キャラではない」と伝えつつ「断るというところまで嫌なことはなかったです」と引き受けることを決めた。これまでのサッカー人生でキャプテンは小学時代や日テレ東京ヴェルディベレーザの下部組織時代に少しだけ経験した程度だという。

キャプテングループとして負担を分散させながらチームをけん引していく。

「自分らしく今まで通りプレーのところでしっかり引っ張っていけたらいいなと思います。(周囲に)しっかり頼っていきながら、自分のできることをしっかりやりたいなとは思ってます」

澤穂希、宮間あや、熊谷ら歴史をつくってきた偉大なリーダーたちを見てきた。自身はプレーヤーとして圧倒的な実績を持つだけにかかる期待は大きいが、自然体に構える。「光栄に思っているんですけど、いい意味でも悪い意味でもそれをあんまり深く背負いすぎていない。なので、今まで通りしっかりプレーで見せていければいいかなという感じです」とピッチ上で示していく。

昨季はクラブの年間MVPに輝く活躍をみせた。一方でリーグ4位に終わり、悔しい思いをした。今季は「優勝というところを成し遂げたい」と言い切る。「今季はもっと前で攻撃に関わるところというのを見せていけたらいいかなと思います」と力を込めた。【佐藤成】

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