
<中日3-2広島>◇13日◇バンテリンドーム
中日が延長10回無死満塁からジェイソン・ボスラー外野手(31)の右前適時打で今季3度目のサヨナラ勝ちで4連勝を飾った。
試合後の井上一樹監督(53)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-サヨナラ勝ち
「最後はジェイソン(ボスラー)が決めてくれましたけど、それまでの間に田中幹也が安打で出てそういうシチュエーションを作れた。そういったところが大きかったかなと。あそこはもう『ジェイソン頼むぞ』と。決めてくれるというふうに思っていました」
-10回無死一塁からのブライトはバスターエンドランか
「それは言わなきゃ? まあ、はい。そういうのもありきかなという」
-救援陣が好投
「それも含めて昨日大野雄大が完投してくれたところもすごく助かりました」
-15日からの甲子園での阪神3連戦に向けて
「おべんちゃら抜きで本当に強いタイガースですから。もちろん僕らができる、そして選手が士気上がって『阪神タイガースに挑んでやる』という気持ちをくみながら。僕もまたポジティブに戦っていきたいと思います」
(ペン)
-積極的な走塁で前回やられた佐藤柳から初回2点
「もちろん前回やられてるっていうところもあったんだけども、それぞれがやっぱり『あの球でやられたな』とか『あれもったいなかったな』っていうようなものをやっぱり覚えてるっていう、それが勉強という名の経験ていうか体験っていうようなものを持ってるっていうところで、それの表れかなと思います」
-初回の田中の三盗が
「うん、大きかったね」
-ボスラーの取り組み方とかも含めてどう見ているか
「うちの選手は、新聞広げて、セ・リーグ打撃表、ピッチャーもそうだけども、そこで、ちょっとこう、なかなかなに名前が載ってないよねっていう中でも戦っていかなきゃいけないっていうところで。どんだけうちの選手が低かったとしても、もうオレの持論だけど『打つか打たないかだから5割バッターじゃん』って思ってるから。ジェイソンにしても2割2分とかそんな感じかな。その中でも『いや、ここで打てばいいっしょ』っていうような感覚を選手たちには持ってほしいなと思ってます」
-ボスラーは何がよくなってきた
「一番大きいのは、数をこなしてきて、日本のピッチャーはこうだなとか、例えばパッド(タブレット機器)で相手ピッチャーを自分なりに勉強したりとかもやりつつ。もう、うんこがつくくらい真面目な子やから。そういったところは今、徐々に自信になりつつあるのかなと思います」