
<日本ハム4-0オリックス>◇13日◇エスコンフィールド
パ・リーグ首位の日本ハムが3カード連続で勝ち越し、貯金を今季最多「17」に増やした。
2回2死一、二塁、田宮裕涼捕手(25)が左前適時打を放ち先制。5回1死二塁で、清宮幸太郎内野手(26)の7号2ラン、さらにフランミル・レイエス外野手(30)が、左越えに2者連続となるリーグトップ18号ソロを放った。
投げては今季初登板初先発の福島蓮投手(22)が、5回4安打無失点で今季初勝利。前半戦最後のホームゲームを白星で締めた。試合後の新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
「やっぱ屋根開き、寒かったですね。続々と選手たちが上着を着だして。オリックスの選手たちも寒い寒い言ってたんで。ちょっと風邪ひいたら困るんで、(5回終了後から)閉めましょうということで(笑い)」
-今日の打線はスピード型とパワー型が融合した
「いいですね。すごくいい(笑い)。福島くん、もうちょっと投げてほしかったですね。あと2回ぐらい。今日の風、難しかったじゃないですか、投げる方もね」
-それでも5回無失点で今季初勝利
「勝てたっていうのはね、一番本人もホッとしてるだろうし、次は完投っていう気持ちになってると思うんで。みんながそういう気持ちになってくれたら、気が抜けないですね。フォアボール多いね。で、テンポが悪かった」
-でも、これでまた1人先発が出てきた
「もう2人ぐらい増えて欲しいね(笑い)」
-また先発ローテが難しくなってくる
「いや、難しくはないでしょ。やっぱ相性とか、相手に対して、どのピッチャーが合うかっていうところをハメていけばいいだけのこと。間隔が空いて、調子が悪くなるっていうピッチャーは今いないんで。あとはピッチングコーチが、ね。ピッチングコーチが一番悩むんじゃないですかね」
-優勝争いをしているオリックス相手に勝ち越し
「勝ち越しさせな~い。させません(笑い)。特に今のエスコンではね」
-今季最多の貯金17
「21、行きたいですね。オールスターまでに21は行きたいですね」
-結構「21」にこだわりますね
「そうかな」
-「完投王国21」とか
「ハッハッハ。『アイラーブユー、清宮くん』じゃないですよ(笑い)」
-それもちょっとあるんじゃないですか
「ないないない。それは、ないない(笑い)」
-何か「21」にあるんですか。インスピレーションですか
「なんか21なんですよね(笑い)。なんか21」
-20じゃなくて
「(数字の)切れ目、好きじゃないんですよ、僕。15だったら16行きたいし、まあ20だったら21(笑い)。それだけのこと。余裕を持ちたいっていうところは、ありますよね」
-「21」番の清宮くんはホームラン
「屋根開いてたし、ちょっとボール(打球)が落ち気味に行ってたんで『うわ、入るかな』と思ったんですけども、入れてくれましたね。モーレ(レイエス)も『手を離さなかっただろう』って、ものすごい目を丸くして言ってきたんで(笑い)。その前の打席で手を離して三振しとるわって思いながらもパーフェクトって言っときました」
-いつもレイエスがホームランを打つと一緒にパフォーマンスをしているが、今日は違った
「今日は違いましたね。ヘヘヘ…その日の気分によって(変わる)。あれもね、切れるかなと思ったら、うまいこと打って切れずに入ってくれましたね。明日ゲームして、ここからあと6連戦が(シーズン終了までに)3回。今のスタメンの使い方だと、いい感じの疲れ具合で、みんな乗り越えてきてくれてると思うんで。他のチームよりかは余裕はあると思います。で、また連戦で行かないっていうところは、いいんじゃないですか」