
<高校野球千葉大会:八千代松陰10-3木更津>◇13日◇2回戦◇袖ケ浦市営
Cシード八千代松陰は投打がかみ合い、初戦突破を決めた。
先発したエース・高橋優太投手(3年)は初回から3奪三振と上々の立ち上がりを見せる。「中盤からリズムよく投げられた」とその後も力強い直球と決め球のスライダーを操り、木更津打線を5回まで2安打に封じ込める。6回に3連打を浴び1点を失うも、後続を打ち取り流れを渡さなかった。
打席でも結果を残した。0-0の2回2死三塁から「直球を狙っていた。いい感触で打てた」と先制の中越え適時三塁打を放った。
終盤には内山諭外野手(3年)の左越え3ランが飛び出すなど打線がつながり、8回コールドで勝利。兼屋辰吾監督(38)はエースの投球を「期待通り。よく粘って投げてくれた」と振り返った。3回戦進出を決め「(試合に)いい状態で入れるように。全力で準備したい」と次戦を見据えた。