
<中日-広島>◇13日◇バンテリンドーム
中日が初回、田中幹也内野手(24)の1イニング2盗塁から鮮やかに2点を先制した。
1死後、田中が四球で出塁すると続くブライト健太外野手(26)の2球目に二盗、さらに4球目には三盗を決めた。三盗は広島佐藤柳の投球モーションを完全に盗み、捕手は送球できなかった。この試合前まで今季4盗塁だったが、一気に2盗塁追加した。
ブライトの右越え適時二塁打で田中は生還し1点先制。ブライトは「(田中)幹也が三塁まで行ってくれたので、最低限外野フライでという気持ちで打席に入ることができた。先制できてよかった」とコメント。さらに続く細川成也外野手(26)も左中間フェンス直撃の連続適時二塁打。「初回から4番の仕事ができました。ブライトに続けてよかった」とコメントした。初回、早々と2点の援護点を先発松葉貴大投手(34)にプレゼントした。
広島先発のドラフト2位佐藤柳には前回6月29日の対戦で6回2安打無失点に抑えられプロ初勝利を献上していた。