
<高校野球大阪大会:都島工11ー3同志社香里(7回コールド)>◇13日◇2回戦◇万博記念公園野球場
春季府大会でベスト16入りを果たし、夏のシード権を獲得した都島はコールド発進を決めた。
都島先発は三樹(みき)凛太郎投手(3年)。初回に本塁打を浴び、3点を先制されるも2回以降は本来のピッチングで相手打線を0点に抑えた。三樹は極端にトップを作るのが早い「秒速トップ投法」。これまでトップを作るまでが不安定だった三樹に小宅(こやけ)健太郎監督(38)が社会人野球のレジェンド佐竹功年投手(41)の動画を見せた。三樹は佐竹氏の動画を参考に独自で研究し、高2を迎える春に今のフォームにたどり着いた。
試合後、三樹は「後半になるにつれ、調子が上がって、まずは勝つことができて良かった」と勝利を振り返った。小宅監督は「シード校になったが慢心せずに全力で戦いたい。(三樹の参考になった)佐竹投手には感謝ですね」と笑顔で語った。