
<ジャイアンツ1-2ドジャース>◇12日(日本時間13日)◇オラクルパーク
元ドジャース内野手のジェリー・へアストン・ジュニア氏(49)が、「スポーツネットLA」でドジャース大谷翔平投手(31)への契約延長を求めた。
大谷はこの日が今季5度目の登板。1回は99・9マイル(約161キロ)を記録した直球を軸に3者連続三振。2回と3回はスライダーやスイーパーなどの変化球を織り交ぜ、今季自己最長の3回を36球、1安打1四球無失点4奪三振の内容だった。
メジャーで16年間プレーし、09年WBCメキシコ代表にも選出されたへアストン氏は「2015年のことを思い出すのですが、日本にいたある選手のハイライトを見ていたんです。20、21歳でライトに場外アーチを連発して、投手でも100マイル(約161キロ)の球を投げていたんですよね。その時の彼がまさに今、ここに現れた」と興奮気味に話した。
つづけて「ここまで早く仕上げてきたのは本当に驚きでしかない。普通の選手はケガ明けなら、時間をかけて調整するんですよ。でも彼は打っていた、打ちまくっていた。ところで、僕らは彼のプレーをあと何年見られるんだい? (MC「今年を除いたら8年だね」)8年? じゃあ契約を9年延長だ!」と、契約延長を求めた。
大谷は23年オフ、ドジャースと当時の史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)で契約した。