starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【阪神】デュプランティエ、父の声援を力に6勝目「光栄」メッセンジャー以来100奪三振の大台


阪神対ヤクルト ファンに手を振るデュプランティエ(撮影・宮崎幸一)

<阪神5-2ヤクルト>◇12日◇甲子園

阪神のジョン・デュプランティエ投手(31)が自身4連勝で来日6勝目を手に入れた。7回5安打2失点。毎回の10奪三振で3ケタ105奪三振に到達し、DeNAバウアーを抜きリーグ単独トップに浮上。球団外国人選手では18年のメッセンジャー(149奪三振)以来となる100の大台をクリアした。

スタンドを埋めたファンも虎のドクターKを後押しした。5回1死二塁のピンチで、内山、オスナを連続三振切り。6回も太田、伊藤と続け、4者連続三振で球場のボルテージを上げた。7回2死二塁で武岡を宝刀129キロのナックルカーブで空振り三振に打ち取ると、大歓声に包まれて右腕はマウンドを降りた。

「自分の中では100個の三振より100個のアウト。(三振は)アウトの1つの形。でもランディー・メッセンジャー投手以来の数字を出すことができたのは光栄です」

序盤はフォーム修正に苦しんだ。4回に先頭四球から、オスナ、太田に連打を浴びて2点を失った。6月19日ロッテ戦(甲子園)から3試合連続(うち完封2)無失点だったが、29イニングぶりの失点。それでも「楽しんでいこう」と、横振りになっていたフォームを縦振りに修正した。その後は6つの三振を量産。ヤクルト戦3戦3勝につなげた。

来日中の父ジョンさんが甲子園のスタンドから初観戦。息子は「遠くからやってきてくれて、ホームゲームを一緒に過ごせて良かった。僕の人生をサポートしてくれる。愛しているよ」とお立ち台から感謝の言葉を贈った。

デュプランティエは家系で初のプロ野球選手で、父ジョンさんは野球とは無縁の弁護士。「僕が全力で物事を行っているかどうかっていうところだけ気にしていた。思い切って自分のことをやってきました」と感謝は尽きない。前日11日に31歳の誕生日を迎えたばかり。虎の奪三振王が父の声援を大きなエネルギーに変えた。【伊東大介】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.