
<阪神5-2ヤクルト>◇12日◇甲子園
前夜に連勝が11でストップした阪神が、逆転勝ちで連敗を阻止し、両リーグ最速50勝に到達した。
先発のジョン・デュプランティエ投手(31)が4回表、先頭の内山に四球を与えると、オスナと太田に連打を浴びて2失点。6月19日ロッテ戦(甲子園)で来日初完封勝利を挙げてから3試合連続無失点を続けていたが、連続無失点イニングは「28」でストップした。
すぐに反発力を見せるのが、今の阪神の強さ。直後の4回裏、中野が右前打、森下が四球で連続で出塁すると、佐藤輝明内野手(26)の右前打で無死満塁のチャンス。ここで大山悠輔内野手(30)が右翼へ2点適時打を放ち同点に追いつくと、小幡竜平内野手(24)が右前適時打で続き勝ち越し。打線が一丸となり一気に逆転し、今季2敗を喫していたヤクルト石川を4回途中で降板させた。
デュプランティエが失点したのは4回のみ。その後は凡打の山を築き、7回5安打2失点。4連勝で5勝目を挙げた。さらにこの日の10奪三振で三振数を105とし、DeNAバウアーを再び抜いてトップに躍り出た。
阪神は5カード連続の勝ち越しを狙って、13日の第3戦に臨む。