
<高校野球神奈川大会:東海大相模12-0横須賀工>◇12日◇2回戦◇サーティーフォー保土ケ谷
2年連続優勝を狙う東海大相模が、チームのテーマ「ファンクショナルベースボール」で好発進した。
初回から足でかき回した。1死から2本の安打に1死球に2盗塁を絡め満塁とすると、高野海要外野手(3年)の中犠飛で1点先制。原俊介監督(47)が「走るタイミングで走れと言っていた」と選手たちに指示した通り、その後も出塁すると積極的に盗塁に、セーフティーバントと小技を絡めた。柴田元気主将(3年)は「ファンクショナルとは『機能的な』という意味。伝統のアグレッシブベースボールに、それぞれの役割を果たせば打線が機能する野球です」と、10安打に9盗塁を絡め12得点を挙げた。
初戦から、東海大相模野球を展開し波に乗る。3安打4打点2盗塁の安嶋浬久内野手(2年)は「初戦で自分たちの野球ができたのは自信になる」と胸を張った。