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【高校野球】東海大高輪台が大勝発進 4番富田隼輔が大会1号「自分でもびっくり」/東東京


国際・駒場対東海大高輪台 3回1死走者なしで三塁手のグラブをはじき内野安打を放つ東海大高輪台4番富田(撮影・平山連)

<高校野球東東京大会:東海大高輪台14-0国際・駒場>◇9日◇2回戦◇神宮球場

東海大高輪台(東東京)の4番富田隼輔捕手(3年)が、大量得点の口火を切った。初回2死二塁。低く強い打球を心がけ、真ん中高めの直球を振り抜いた。「フェンス直撃かと思った」打球は風に乗って左翼席中段へ飛び込む先制2ラン。神宮球場での今大会初アーチとなり「同級生に『打ってくるわ』と言ってたら、本当に打てました。通算本塁打は10本もいかないので、自分でもびっくり」と興奮気味に話した。

ゆっくりとダイヤモンドを1周しながら、三塁側スタンドに詰めかけた応援団に視線を向け、自身を追いかけるように同校野球部に入部した弟の遥人内野手(1年)を探した。試合後に弟から「本当にかっこよかった」と言われ、笑みがこぼれた。兄貴としての威厳を示した。

練習後に家路につくのは午後10時過ぎ。その後、納得いくまでバットを振り込み「気がついたら(午前)1時半になっていることもあって」と自分を追いこんだ。全ては「弟と一緒に甲子園に行きたい」という願いをかなえるため。兄弟で甲子園を目指す、最初で最後の夏。兄として「最後まであきらめずにチームを引っ張る姿を見てほしい」と全力プレーを誓った。

全国で14校ある東海大系列校で唯一、春夏通じて甲子園出場経験がない。14得点で5回コールド発進にも、決勝を含めた6試合を見据えて、浮かれた様子はない。次戦13日の3回戦立教池袋戦へ「練習でやってきたことを出せたら」と、口元を引き締めた。【平山連】

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