
リバプールは、交通事故死した元ポルトガル代表FWディオゴ・ジョタさんの背番号20を永久欠番にすることを発表した。11日の英国時間20時20分に公式SNSに「永遠に我々の背番号20」というメッセージを添え、動画を投稿した。
クラブは同日、マイケル・エドワーズCEOの声明で「このチーム番号を止めることで、私たちにとって永遠のものになる。決して忘れられないものになる」。さらに「女子チーム、アカデミーを含め、この背番号を永久欠番にする」と発表している。遺族と協議した上での決定だとしている。
ジョタは2020年にウルバーハンプトンから移籍し「20番」を選択した。182試合に出場して65得点。22年と24年にはFA杯とリーグカップの2冠に、そして25年にはプレミアリーグ制覇に貢献。このリーグ優勝は「20」度目でもあった。
リバプールの歴史において、このような栄誉が個人に授与されるのは初めてだという。
ジョタさんは弟でサッカー選手のアンドレ・シウバさんと一緒に3日、英国へ戻る途中、スペイン北西部サモラ近郊の高速道路で事故に遭い亡くなった。28歳の若さだった。