
<DeNA1-2巨人>◇11日◇横浜
巨人が4番坂本勇人内野手(36)の延長11回勝ち越しソロで、勝率5割復帰となった。8回2死三塁から丸佳浩外野手(36)が左中間への適時打を放ち同点に追いつき、延長戦に突入。最後はベテランの一打が試合を決めた。
坂本は「今年は全然活躍できてないので、こうやってヒーローインタビューできて、今日はほっとしてます。僕も4番を打てる成績ではないんですけど、みんなでつないで何とかやっていくしかない」と語った。
▼4番坂本が延長11回に決勝点となる勝ち越し弾。坂本の4番での本塁打は15年6月7日ソフトバンク戦以来10年ぶり6本目。過去の5本はすべて15年に打っており、4番でのVアーチも同年の5月15日ヤクルト戦、同24日中日戦に次いで3本目だ。また、延長回の本塁打は14年8月5日DeNA戦以来、自身11年ぶり。
▼巨人は6月29日DeNA戦から10試合続けて1点差以内で決着。1点差以内が10試合も続いたのは、プロ野球史上初めて。過去は9試合が最長で、40年7~8月の名古屋と67年5月の東京が記録していた。