
<楽天3-0ソフトバンク>◇11日◇楽天モバイルパーク
仙台育英(宮城)出身で高卒5年目の楽天入江大樹内野手(23)が、プロ初適時打を放った。2回1死一、二塁。2球で追い込まれながらソフトバンク・モイネロのチェンジアップを右前に運んだ。「この前、ヒットにならずに悔しかったんで、電光掲示板にも0割0分0厘って出ちゃうんで気になったんですけど、自分のやることやろうと。タイムリーを打てたんで良かった」。8日西武戦でのプロ初打点は内野ゴロだったが、先制&決勝の適時打を決めた。
ドラフト1位の宗山は同学年で定位置も同じ遊撃だ。ライバルでもあるが「一緒に頑張りたい」。今季は8日に初昇格。昨季は10月の5試合に出場したのみだったが、残りは63試合ある。「順位争いしてるんで、より緊張感もありますし、結果も出さないとってなると思うんですけど、自分らしくやれることだけをやりたい」。若手有望株が自らの手で未来を切り開いていく。