【西武】育成→支配下復帰の仲三河優太、初物尽くしにほえた！プロ初出場＆初打席＆初安打＆初打点

西武対楽天　8回裏西武1死三塁、プロ初打席で右適時打を放ち、ポーズをとる仲三河（撮影・菅敏）

＜西武5－1楽天＞◇10日◇ベルーナドーム

西武仲三河優太外野手（22）がプロ初出場＆初打席＆初安打＆初打点をやってのけ、ほえた。

支配下登録に復帰したこの日、背番号も「55」に。8回1死三塁で代打で登場し、一塁線に強い当たり。初物尽くしの一打に「うれしいです」と喜ぶと同時に「長かったですね。去年もこの時期にずっとテレビ見てましたし、特に3軍にいたので。長かったですね」とプロ5年間を振り返った。

チーム屈指の飛距離を誇りながら、守備の不安が大きかった。「持ち味の打撃を磨くことだけに専念できるように」と、23年オフに当時の渡辺GMらの思いから育成契約に。この春に最短距離でボールを捉える打法に着手し、ついに花開いた。試合前の打撃練習では右中間最上段に運ぶなど度肝を抜く飛距離を誇る。初本塁打への期待は「打てたらいいなって感覚です、狙いはしないです」と謙遜したが、その日もそう遠くもなさそうだ。