
<DeNA-巨人>◇11日◇横浜
DeNAアンソニー・ケイ投手(30)の粘投はまたしても報われなかった。5回2死、巨人甲斐に右前打を浴びるまで1安打も許さない堂々たる投球を披露。7回まで1安打ピッチングで0を並べた。
打線は2回に牧秀悟内野手(27)が先制ソロを放ち、今季3戦3敗の相手先発・山崎から今季初得点を挙げた。
7回の攻撃では2死一、二塁からケイに打席が回ってきた。次打者席では松尾が準備していたが、そのままケイが打席へ。左飛に倒れて無得点に終わると、8回のマウンドに上がった。
しかし、先頭の佐々木に中前打を浴びると、犠打と内野ゴロで2死三塁。1番丸への3球目直球を捉えられ、左中間への同点の適時二塁打を浴びた。8回途中3安打1失点と好投するも、味方の援護が1点にとどまり白星ならず。直近3試合は計20回2/3を2失点と安定した投球を見せているが、6月5日の楽天戦以来5試合で白星から遠ざかる結果となった。
◆直近6試合のケイの成績
・6月5日楽天戦 7回3安打無失点で5勝目
・同13日ソフトバンク戦 6回8安打4失点で3敗目
・同20日ロッテ戦 6回8安打4失点で4敗目
・同27日巨人戦 6回5安打1失点で5敗目
・7月4日阪神戦 7回2安打無失点で勝敗つかず
・同11日巨人戦 7回2/3を3安打1失点で勝敗つかず