
<日本ハム-オリックス>◇11日◇エスコンフィールド
日本ハムが伏見寅威捕手(35)の絶妙タッチ&アピールで追加点を防いだ。先発の伊藤大海投手(27)は、1回2死一、二塁で、オリックス西野真弘内野手(34)に右翼線二塁打を浴びた。二塁走者の生還は許し先制点は失ったが、続いて本塁を狙った一塁走者の太田椋内野手(24)は、中継プレーで戻ってきた送球とクロスプレーに。判定はセーフだったが、伏見はベンチの新庄剛志監督(53)にリクエストを要求。指揮官が応えてリプレー検証となった。
スロー映像では、足から滑り込む太田の膝下付近に、伏見のミットが一瞬速くタッチしているように見え、判定は覆ってアウトとなった。セーフなら2点目を失い、さらにピンチが続く状況だっただけに、新庄監督もベンチで笑顔を見せた。