
阪神が、11連勝で2位の巨人、3位のDeNA、広島に今季最大の9・5ゲーム差をつけ、独走態勢に入った。
現在、阪神は貯金18で、2位巨人、3位広島、DeNAは借金1。ついに阪神以外の下位チームが借金生活に入った。
交流戦終了時点では、2位DeNA、広島と3・5ゲーム差、4位だった巨人とは4・5差だったが、一気に引き離した。
数字が、阪神の強さを証明する。チーム打率は、リーグトップの打率2割4分9厘。283得点、680安打ともに、リーグトップをマークする。
打つだけではなく、足を使った攻撃、選球眼の良さも際立つ。71盗塁、247四球はリーグトップ。47本塁打は49本の巨人に次ぐ2位だが、出塁率3割1分5厘、長打率3割5分1厘もトップに立つ。
86犠打は最多で、バリエーションが豊富な攻撃で得点を挙げ、唯一の1点台でリーグトップの防御率1・92を誇る投手陣が、リードを守り抜く。