
フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)と、ダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレス内野手(33)が9日(日本時間10日)、そろって29号本塁打を放ち、リーグ単独トップ31本塁打のドジャース大谷翔平投手(31)に2本差とした。
シュワバーは敵地でのジャイアンツ戦に「2番DH」で出場。8-0の8回2死一、三塁で、逆方向の左翼席へ飛び込む29号3ランを放った。一方のスアレスは、敵地でのパドレス戦に「4番三塁」で出場すると、1-0の4回2死から左翼席への29号ソロを放った。
大谷と本塁打王を争う2選手が、そろって29号アーチ。大谷は8日(同9日)のブルワーズ戦で31号を放ったが、7月はまだ2本塁打にとどまっている。
ア・リーグはトップがマリナーズのカル・ローリー捕手(28)の36本塁打、2位がヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(34)の34本塁打。3位はレイズのフニオール・カミネロ内野手(22)の22本塁打で、ローリーとジャッジの独走状態にある。