
<ブルワーズ3-2ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇アメリカンファミリーフィールド
ヤクルトやレイズで活躍した岩村明憲氏が「NHKBS」で解説を務め、今季ワーストを更新したドジャースの打線に言及した。
この日は1-1の7回、1安打2四球で好機を演出すると、2番ムーキー・ベッツ内野手(32)が勝ち越しの犠飛。逃げ切りを図ったが、8回途中から救援したタナー・スコット投手(30)が、9回に同点打を許した。
延長タイブレークの攻撃では、フレディ・フリーマン内野手(35)、アンディ・パヘス外野手(24)、トミー・エドマン内野手(30)が3者連続三振。その裏にカービー・イエーツ投手(38)が、サヨナラの適時打を許した。これで今季ワーストを更新する6連敗となった。
岩村氏は5安打に終わった打線に言及。「ボール球に手を出してしまう部分であったり、ちょっとあっけなく、ただ打ってしまったというようなね、そう言うところも感じましたね。点を取っているときはね、もう少し打線の中でもそれぞれのバッターが粘り強く自分の打てる球を待っているという、そういうものがあるんですけど。ちょっとここ数試合では感じられないですね」と分析した。
4日(同5日)のアストロズ戦から続く6連敗では、5試合で打線が2点以下。テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)やエドマンの負傷もあり、野手陣が苦戦を強いられている。