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台湾MF松永早姫「憧れだった」なでしこと対戦 悔しい敗戦も「真似するべきところがたくさん」


松永早姫

<東アジアE-1選手権:日本4-0台湾>◇9日◇第1戦◇水原W杯スタジアム 

女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)は9日に東アジアE-1選手権の第1戦で台湾代表(同42位)と対戦し、4-0で勝利した。

この試合で元なでしこリーグ選手の台湾代表MF松永早姫(29=台湾・新北航源FC)が、フル出場した。

背番号10を付けて中盤の底でプレー。「日本ではずっとサイドバックを専門としてやっていたけど、台湾に来てからはMF登録。代表ではずっと真ん中でやっている」と新たな位置で中心的な役割を担っていた。時に前線に飛び出す動きを見せるなど、劣勢の中でも積極的なアクションを起こした。

かつての憧れだったなでしこジャパンとの一戦に「実際に戦ってみて、自分が想像していたスタイルで戦ってきた。守備の時間が長くなることはわかっていたけど、前半30~40分ぐらいまでは0-0で耐えたかった。そこを自分がコントロールしたかったので、成し遂げられなくて悔しい」。対戦できた喜びを感じたが、チームとしての結果に唇をかんだ。

千葉県出身の松永は、なでしこリーグのスフィーダ世田谷FCや愛媛FCレディースでプレーした後、「おばあちゃんのルーツが台湾にあったので」と24年に台湾に戦いの場を移した。「ずっと海外でプレーしたいと思っていて、なでしこジャパンの選手たちが海外を主戦場としているのを見て刺激を受けていた。なでしこリーグで感じるべきものは、プレーした10年で感じきったなという感覚もあった」。そんな中で台湾行きと国籍取得の話が舞い込み、大きな決断をした。

今年2月のスペイン遠征直前に台湾国籍を取得。FIFAへの登録もギリギリで完了させて、台湾代表としてのキャリアをスタートさせた。

この日は0-4と悔しい結果になったが、今後に向けて得られるものもあった。「台湾は日本と同じように体格が大きくないし、プレースタイルとしては真似するべきところがたくさんある。技術の部分が追い付いていないので、そういう部分は成長させていきたい」。日本で長くプレーしてきた経験を生かし、台湾代表をレベルアップさせていくことを誓った。【永田淳】

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